雫石の庭









2014年7月に岩手県雫石町で行われた、「全日本フラワー&ガーデン選手権」に庭を出品しました。

横浜の貝塚造園さんを中心に、東京や神奈川、埼玉などで活躍するガーデナー達と「Tilde(チルダ)+貝塚造園」というチームとして参加。

SHIKINOWA DESIGNは庭・壁面の植栽デザインと施工を担当しました。

この大会は日本のトップガーデナー18名が最新の技術を競い、その作品を世界的に有名なガーデナーの方々が審査するという、先進的な大会でした。

参加部門は「職人の技術の粋を集めた庭」という主旨のもとで競う、この大会で最も難関の「アーティザン部門」。

私たちの作品のコンセプトは、チーム名にもなっている「チルダ」。

「チルダ」とは記号で表すと「〜」。

私たちは、それに「導き」や「出発点」という意味を込め、また「観る人たちそれぞれが想像を掻き立てられ、何かのきっかけになれば」という思いから、様々な技術やユニークな発想を取り入れた庭を作りました。

GARDEN|雫石の庭
2014年7月に岩手県雫石町で行われた、「全日本フラワー&ガーデン選手権」に庭を出品しました。

横浜の貝塚造園さんを中心に、東京や神奈川、埼玉などで活躍するガーデナー達と「Tilde(チルダ)+貝塚造園」というチームとして参加。

SHIKINOWA DESIGNは庭・壁面の植栽デザインと施工を担当しました。

この大会は日本のトップガーデナー18名が最新の技術を競い、その作品を世界的に有名なガーデナーの方々が審査するという、先進的な大会でした。

参加部門は「職人の技術の粋を集めた庭」という主旨のもとで競う、この大会で最も難関の「アーティザン部門」。

私たちの作品のコンセプトは、チーム名にもなっている「チルダ」。

「チルダ」とは記号で表すと「〜」。

私たちは、それに「導き」や「出発点」という意味を込め、また「観る人たちそれぞれが想像を掻き立てられ、何かのきっかけになれば」という思いから、様々な技術やユニークな発想を取り入れた庭を作りました。

岩手県内で採れた割栗石などを使ったアプローチや石組み、その右側には滝の流れる池と壁面緑化。

左側には造形モルタルで作ったアンティーク調の壁とそれを貫く枯れ木。

アプローチの奥にはアウトドアリビングをイメージした白い舞台を設け、そこに屋内/屋外でも使用可能なフェルト製の壁面緑化を配置。

他のチームが、雑木系の樹木を使った郷愁的な植栽がほとんどの中、私たちは、より挑戦的で先鋭的な庭を目指しました。

シンボルツリーには樹高5mのロシアンオリーブを据え、サブツリーには今だ流通の少ない樹高3m超のアトラスシーダ・グラウカ・ペンデュラやアメリカハナズオウ・フォレストパンシーなどを植栽。

メラレウカやグレビレア、エリンジウムなどのオーナメンタルな植物、ゴンフォスティグマやソルトブッシュなど、シルバーリーフが美しい植物、カレックス、スティパなどのグラスを合わせ、都会的ながら野趣溢れる庭になりました。

受賞結果は銅メダルに終わりましたが、「チーム一丸となってひとつの作品を作る」という貴重な体験ができ、とても有意義な大会となりました。

これからも「庭/植物」を通して先進的な試みを行う活動を続けていきたいと思います。

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