グラフィティアートのある庭
















東京・原宿にある主に古着を扱う店舗のリニューアルに際して、テラスガーデン及び店内のディスプレイを手がけました。

「古着/ファッション」というものを、「庭を通して解釈・再構築する」というコンセプトのもとデザイン致しました。
カツラやアオモジ、ガマズミなどの、「雑木」という昔から日本に自生している植物や、モミジ、ナンテン、アオキなどの古くから日本庭園などで使われてきた、言わば「見慣れてしまった/使い古された」植物だけを用い、それにグラフィティ・アートやBACSAC(フランス製のプランター)など、現代的な新しい要素を組み合わせることで表現致しました。

季節を通じて、新緑や紅葉、花や実が楽しめる庭になっていますが、グラフィティアートがあることで、更に季節ごとの変化が楽しめる庭になったと思います。

このスペースはお店のスタッフの方はもちろん、お客様も自由に出入りができるコミュニティスペースとして活用されるとのことなので、その季節感や変化を充分に味わって頂ければと思います。

店内のディスプレイは、「サーフ/西海岸」をコンセプトにされた内装をより印象づけるため、シンボルツリーとして、高さ3m超えのドラセナ・ストリクタをメインに据え、他にはコルディリネやヤシ類などの観葉植物を選びました。

また、ハンギングプランターやアンティークボックスの植物は、メンテナンス性を考慮して、造花・ドライフラワーで装飾させて頂いています。

メンテナンスのご契約を頂いたので、これから更に良い空間となるよう、努力していきたいと思います。

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